世田谷ものづくり学校周辺でハバを効かすボス猫。
名前をニャンコ先生と言う。
堂々たる歩行スタイルに、猫ながら感心することしきり。
決して慌てずマイペースでこちらに寄って来ては、スネあたりに頭突きをゴン!
「撫でろ」という要求である。
で、撫でる。
するとケツ向けて尻尾を立てる。
ここも撫でろ! である。
で、撫でる。
バタンと横倒しになり、顎を上げて…
撫でろ!
かなぁり気持ち良さそうなので、しばらく撫で続けると、
前足で手のひらをつかんで、ガブリとしながら猫キック。
いててて、「わーお」。思わず声が…
ニャンコ先生、びくっと立ち上がり、僕から2mの距離に移動してまた横転。
テメーっていう視線を送ってみるが、
ストレッチポール体操のように左右にバタンバタン。超余裕。
すっごい負けた感。
なんとか勝ちたい。
あいつのペースに乗りたくない。
でも勝ち方がわからない。