2013/03/03

KINNI『台湾で、4日目』

海外に来ると、だいたい3食食べたら和食が恋しくなって、ついつい和食屋にはいってしまう。
 それなりの和食屋がないと、吉野家でも松屋でもアリな気分で、
 とにかくのれんをくぐってしまうつまんない男なんです。
 が、今回はそうじゃない。小籠包の威力をまざまざと見せつけられているから。
 なにあれ? なんで、あんなに種類があるのに、ハズレがないの? 
 なんでどこもかしこもあんなに美味しいの? おせーて!
 小籠包の「包」を「法」に変えて、"これ食べないと帰れないよ"
 という決まりを設けても、誰も文句言わないと思う。

 台湾4日目にして、すでに7度目の小籠包を食したであろうか。悔しいけど、飽きない。
 いや、悔しさなんて、ツユほどにもない(小籠包だけに)。
 むしろ鬼太郎のおやじよりさらに小さくなって、あのくちゅっと結んだ皮の中に入って、
 肉汁に溢れたツユの中に身を預けたい気分である。

 僕の好きな食べ物は上位よりカレーライス、うな丼、茶碗蒸し、餃子であるが、
 今、餃子と小籠包が入れ替わって、茶碗蒸しのポジションさへ脅かしている。
 うかうかしていてはうな丼もカレーライスも穏やかではなくなってくるので、
 なんとかして今日はカレーライスにありつけないかと画策している。

 小籠包カレーなんてのがあったらどうしよ? 
 美味かったらどうしよ?
 うな丼、越えたらどうしよ?

 写真はWホテル31回のチャイニーズレストラン。
 あぁスーラータン麺…それはそれはの代物でした。